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歴史のテーマパーク夢見ヶ崎を探検しよう

​令和4年8月6日

​協力:川崎市教育委員会

 令和4年は国宝「秋草文壺」が日吉の白山古墳のふもとから発見されて80年の節目の年です。日吉小学校に通う児童が授業や遠足で必ず一度は訪れる夢見ヶ崎(加瀬山)は弥生時代にムラが実在した場所でもあります。戦没者慰霊塔前の地面を20~30センチ掘ると、弥生時代の地層が顔を覗かせます。今でも縄文時代や弥生時代の土器の破片を見つけることができるくらい、歴史がギュッと詰まった価値のある場所なのです。また、夢見ふれあい公園の近くからは南加瀬貝塚が発見されています(現在は日吉合同庁舎近くの坂に場所を知らせる表示板が残る)。縄文時代と弥生時代の前後関係を決定づけた南加瀬貝塚は、日本考古学に残る大発見だったといっても過言ではありません。

​ 当日は川崎市教育委員会の学芸員さんから加瀬山に残る古墳群や「秋草文壺」の発見までの歴史等の解説を聞いたあと、国立博物館に展示されている本物の「秋草文壺」を見学しました。間近に見る国宝に大人も子どもも大興奮だった当日の模様と秋草文壺を画像と動画でお楽しみください。

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